シロツメグサはヨーロッパ原産の植物で、陶器類などののクッション材として渡来した帰化植物とされています。
江の島の植物・野草≪シロツメクサ(白詰草)≫
多数の花が密集して頭状に集まり、葉は3小葉で班紋がある
シロツメグサはヨーロッパ原産の植物で、江戸時代に、欧州などから送られてきたガラスや陶器類のクッション材として詰められて渡来した帰化植物とされています。白い花を開くことからシロツメグサと呼ばれ、各地の路傍や空き地などに生え、江の島では北緑地や亀ヶ岡広場などで普通に見ることができます。オランダゲンゲとも呼ばれ、クローバーの名でも親しまれています。草丈は10~25㌢、葉柄は長く葉は倒卵形の3小葉からなり、小葉には白い班紋の付くものが多くみられますが、班紋の無いものもあります。4枚の葉をつける「四ツ葉のクローバー」は幸運をもたらすとされて人気があります。花期は5~10月で、長い花茎を立て、多数の白い花が密集して頭状に集まり、その径はおよそ2㌢、個々の花は白色で長さ8~12㍉、花柄の長さはおよそ3㍉です





